剣道道場の選び方①
こんにちは
子供さんが「剣道やりたい!」と言いだした
もしくは
「子供に剣道をやらせたい」と思ったときに
最初に必要になるのは
道場選びです
この選択によって子供の実力に
雲泥の差が出ると言っても過言ではありません
道場でそんなに差がつくの?
道場で差がつくのかと思っているはずですが
順を追って説明しますので
最後までお付き合い下さい
本当に道場選びは重要なのです
最初に親として3コースの中からの選択となります
将来的に子供に
どう成長してもらいたいかで決定をします
1、礼儀作法だけは身につけてほしい
2、ある程度の強さと礼儀作法を身につけてほしい
3、剣道をやるならチャンピオンを目指してほしい
剣道と聞いて誰もが想像するのは
【礼儀作法に厳しい】
だと思います
それは正解です
「礼に始まり、礼に終わる」
武道というものは勝ち負けより
人間形成を目的としています
したがって
他のスポーツと大きく違うところは
ポイントが決まったときの
「ガッツポーズ」は
相手に対する非礼行為となり
その場で勝利が取り消されます
試合は試し合いと書く
試合は「試し合い」と書き
相手がいることに感謝をして
「打って反省、打たれて感謝」
※↑これについての深い意味は別の章で
したがってどの道場に入門しようが
礼儀作法は身に付きますのでご安心下さい
私の子供も友達の家に遊びに行くと言われていました
「さすが剣道やっている子は礼儀正しいですね」と
上記の1の礼儀作法だけを身に付けばよいとの方針でしたら
道場選びに悩む必要はありません
どの道場でも身に付きます
問題は2か3です
これは本当に将来的に大きな差となります
もしかしたら
将来の子供の就職にまで
影響するかもしれません
ある程度やるのかトップを目指すのか
もちろん親としては
チャンピオンになって欲しいはず
「うちの子はあまり運動神経がよくないからな~」
「おっとりした性格で勝負には向いてないかも」
なんて考えたりするでしょう
当たり前ですが
やってみなければ分かりません
そして
もっと言えることは
他のスポーツとは違って
剣道は先天的な素質は必要ありません
足が遅かろうが
太っていようが
チビだろうが
関係ありません
それを知ったら迷わず3を選択して下さい
別章にありますが2を選択してしまうと
子供さんの思わぬ早期な才能の開花があった時に
移籍問題で悩む可能性があるからです
ネット検索はダメです
道場を選ぶ際には
まずはネット検索すると思いますが
それはやめて下さい
理由は2つ
1、強豪道場や古豪道場はホームページを開設していない場合がある
2、稽古内容よりもフレーズに魅力を感じてしまう場合がある
(今なら道着・竹刀プレゼントなど)
2については少子化によって入門者の確保が大変な時代ですので
理解できなくはないのですが
お金の面で釣られないようにして下さい
まずは役所に行って下さい
役所にいけば「〇〇市剣道連盟」の所属団体を教えてくれます
その中から選ぶことになります
※幼少のうちは送り迎えが必要ですので
稽古日・時間のチェックは大切です
全ての道場がホームページを開設していればラッキーですが
たぶんネット検索とは一致しないと思います
ホームページはあっても全く更新されていないケースも多いです
やはり大切なことは
子供と一緒に見学に行くことです
道場によっては同じ学校の友達がいたりと
子供のモチベーションUPにつながりますが
そこは重視しないで下さい