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剣道【ルール以上に大切?マナー】について「保護者・監督」

剣道のマナーとは

ルールとマナーって違うの?

ルールとは規則

マナーとは礼節

剣道で礼節という言葉は頻繁に耳にするはずです

どんなスポーツよりも

武道である剣道は特に礼節を大切にするべきです

ここからはマナーと称しますが

剣道ルールの他に気づいていないマナー違反について考えてみましょう

一部は他の章でも書いてありますが

応援は拍手のみ

剣道の応援は拍手のみです

声援はマナー違反となります

真剣勝負をしているのです

野球やサッカーと違い、小さいコートで試合をしています

一言一言がダイレクトに伝わります

「ファイトー」

「コテが空いてる」

「攻めろ・離れろ」

などは審判をしている人にとっても

雑音でしかなく

ひどいケースでは審判に威圧的な声を出している

監督や保護者もいます

審判だって人間です

心理的な面でそのような行為は試合妨害となり

試合運びにプラスになるような事はありません

気をつけましょう

反則行為の時

まれに見かけますが

相手が転倒したり場外などで反則を取られた時の拍手

これは道場自体の品格を疑われます

武道は人間形成です

相手の失敗に対して喜ぶような行為は

非礼行為となりますので特に気をつけて下さい

ガッツポーズ

剣道界では常識ですが

つい先日もガッツポーズでのポイント取り消しを見ました

小学生でしたが大将戦で勝利が決定した瞬間に

高々とガッツポーズをしていました

先程の反則行為の時と同じですが

打って反省・打たれて感謝の気持ちがあれば

決してそのような行為はしないのです

勝利して嬉しい気持ちがあって当然ですが

そこはグッとこらえて

心の中で

「ありがとうございます」

と言えるぐらいの武道精神が大切です

当然ながら、観客席の保護者であっても

ガッツポーズは禁止です

<↓遠征試合↓>

撮影について

親としては子供さんの活躍を

ビデオや写真に残したい気持ちがあって当然です

ベストポジションで撮影をしたいでしょうが

優先すべきは応援選手・勉強(研究)の為に観戦している選手を最優先です

これに気づかず平然と目立つ場所で

邪魔をしながら撮影している保護者を見かけます

いわゆる「KY」というやつですね

そして悪気はなくても意外とやってしまう

フラッシュ撮影

本格的なカメラを持っている人には少ないのですが

携帯電話での撮影の時です

体育館によっては薄暗い場合が多く

設定によって自動的なフラッシュとなっているケース

これが結構目立ってしまって

場内放送で注意されてしまいます

みんなの視線が集中して恥ずかしい思いをしますので

気をつけて下さい

試合会場周辺の応援

子供の試合を近くで見たい気持ちは分かりますが

基本的には会場内は

関係者(選手や監督・運営者)以外の

立ち入りが禁止されています

会場内の一般立ち入りが許可されている場合には

応援は正座が基本です

ただし、終始長時間の正座は大変ですので

最低限「自分のチームの試合時」

きちんと姿勢よく正座での応援がマナーです

だらしのない座り方は

あなたが思うより目立つものです

チームの評判を落とさないためにも心がけて下さい

監督自体が

試合中に大きな声を出したり

胡座(あぐら)をかいていたりと

できていない道場もあります

私はそれを見て

「子供が可哀想」と思えてしまいます

試合に勝つことも大切ですが

相手を思いやる気持ち・尊重する気持ちはもっと大切です

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