剣道段位の取得年齢
剣道の未経験者からしてみれば
○段と聞いたところで
「どれだけ凄いの?」って感じだと思います
これからじっくり説明をしますが
最初に
剣道の最高段位は8段です
最短で8段を取得するのは46才です
昔は10段までありましたが2000年(平成12年)に廃止されました
さて、8段まで46才がわかりましたが
次が取得資格について詳しく書いていきましょう
昇段の資格
※現在、初段は満13才が受審資格となっています
引用元:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/00/47e5c5888ec6f8a3baf159da56a7f5bc.png
いかがですか?
表も見てもらえれば分かりますが
剣道の段位は強いだけではダメなのです
4段を取ったら4年待ち
5段を取ったら、また5年待つなどになります
特例もあるのですが、あくまで特例ですので割愛いたします
8段がどれだけ凄いか分かると思います
称号
剣道は高段者になると
段数の他に「称号」まであるのです
基準は下記
(付与基準)
第10条
称号は、錬士、教士及び範士とし、第11条に規定する受審資格を有する者であって、次の各号の基準に該当する受審者に与えられる。
- 錬士は、剣理に錬達し、識見優良なる者
- 教士は、剣理に熟達し、識見優秀なる者
- 範士は、剣理に通暁、成熟し、識見卓越、かつ、人格徳操高潔なる者
(受審資格)
第11条
1. 称号を受審しようとする者は、個人会員であって、次の各号の条件を満たさなければならない。
- 錬士 六段受有者で、六段受有後、別に定める年限を経過し、地方代表団体の選考を経て地方代表団体の長から推薦された者
- 教士 錬士七段受有者で、七段受有後、別に定める年限を経過し、地方代表団体の選考を経て地方代表団体の長から推薦された者
- 範士 教士八段受有者で、八段受有後、8年以上経過し、地方代表団体の選考を経て地方代表団体の長から推薦された者、又は全剣連の会長が適格と認めた者
引用元:http://www.kendo.or.jp/kendo/ranking_titles/#all
合格率
初段は約80 – 90%、
弐段は約60 – 70%、
参段は約40 – 50%、
四段は約30 – 45%、
五段は約20 – 30%、
六段は約10%、
七段は約8 – 10%、
八段は1%未満
いかがでしょうか
8段は1,000人が受験しても1桁しか合格できないのです
もし、あなたの周囲に8段先生がいたら素晴らしい環境ということになります
段数が高ければ良いというものでは無いのかもしれませんが
剣の道を志す人にとっては
昇段が一つの目的となり、稽古をする励みになると思います