防具の大切さ
ちょっと意味深な
タイトルを付けてしまいましたが
剣道をする上で
防具はどれぐらい大切な存在なのか
今まで追求して
考えたことがある人は少ないのではないでしょうか
もちろん
防具は身を守るためにありますが
高級な防具ほど
安全性が高まるのでしょうか
はい
全くもって関係がないと思います
高級車ならそれなりに安全機能が増えていたり
食事だって高額なら美味しいかもしれません
電車だってグリーン車に乗れば快適です
世の中の物は
ある程度は価格に機能が反映されるものです
では
剣道防具はどうでしょうか
3万円のセットもあります
100万円を超える物もあります
何が違うのでしょうか
もちろん
素材が違いますが
何より価格に反映するのは
「職人のこだわり」ではないでしょうか
一流職人はそう何人もいません
ですから量産もできません
丹精込めて完成された防具は
やはり価格に反映されるのでしょう
そう
機能より「こだわり」です
こだわるとどうなる?
形から入る
という言葉があるように
ビッと剣道着・防具を着こなすのは大事です
小学生や中学生では
特にその差が出ています
「防具にこだわる」という意味は
高級な防具に憧れるのもそうですが
それ以上に「着こなし」を意識していることです
以前に子供が発言して
大笑いした言葉があります
団体戦の相手が5人並んでいた時に
「あ~負けた・・・お揃いの胴だ」
子供ながらに直感的に感じるのでしょうね
やはり団体戦用のチーム胴を持っているところは
道場の指導員の意識も高く
それなりに実力があります
身なり(格好)だけで相手がビビってしまう
逆に考えれば
そんなことで相手の動きを
ほんの5%程度かもしれませんが
鈍らせることができれば安いものです
身なりがしっかりしていると
強そうに見える
そういったことを
意識的に考えている子供は
客観的な視点を持っているので
構えもキレイです
防具にこだわりのある子供は
自らで成長できる要素を持っています
新しい防具
小学生や中学生ぐらいは
すぐに防具が小さくなってしまいます
最初の購入の際に数年は買わなくてすむように
大きめのものを買っているはずです
しかし
やはりいつかは買い替えの時期がやってきます
初心者用の防具ではなく
もうちょっとグレードアップしたものになると思います
防具はいくらの物であろうと
子供にとっては超高級品です
ピカピカの胴で稽古に行けば
当然、テンションも上がります
新品の胴に傷を付けられたくないから
胴を打たれないようにと
必死になり
いつもと違った動きになったりします
新品防具の購入はレベルアップにつながります
腕前と比例する
防具をキチンと着こなしている
子供(選手)はそれなりの実力があります
表彰台に上がっている選手を見れば分かります
先程の話の通り
揃いの胴を持っている道場は
指導者の意識も高く
子供も厳しい稽古をこなして実力があります
全てをトータルして
防具にこだわりがある
子供は自身で成長する要素があり
防具にこだわりがある道場は
実力があります
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