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剣道【全国大会の出場枠】道場連盟の予選通過枠の仕組みを全道連に聞いてみました

全国大会の出場枠の決め方

こんにちは

4月になって各学校・道場・剣友会も新チームとなる時期ですね

実は以前から気になっていた事があり

思い切って全日本剣道道場連盟に電話で聞いてみました

気になっていたのは毎年夏に行われている

全日本剣道道場連盟主催(全剣連後援)

全国大会「全国道場少年剣道大会」での

各都道府県の出場枠についてです

4月・5月に各都道府県で予選をして

全国大会出場切符を得た団体が7月に日本武道館で日本一を争います

しかし都道府県別の「枠の数」の法則・基準が分からず

何年も疑問に思っていました

例えば

首都圏の実際に全国大会(2018年度)に出場をした団体数を見ると

※( )内は予選通過率

神奈川県 

小学生 48チーム参加で17チーム予選通過(35%)

中学生 39チーム参加で14チーム予選通過(36%)

千葉県

小学生 86チーム参加で26チーム予選通過(30%)

中学生 82チーム参加で21チーム予選通過(26%)

埼玉県

小学生 55チーム参加で19チーム予選通過(35%)

中学生 41チーム参加で16チーム予選通過(39%)

東京都

小学生 94チーム参加で33チーム予選通過(35%)

中学生 81チーム参加で27チーム予選通過(33%)

「3分の1」前後の団体が予選を通過できる程度にしか理解ができませんでした

簡単に90チームが参加をすれば30団体前後が予選通過枠がある

という考え方でした

しかし、他県と比べて全国切符までの道が狭き門な県もあります

石川県

小学生 36チーム参加で4チーム予選通過(11%)

中学生 33チーム参加で3チーム予選通過(9%)

島根県

小学生 62チーム参加で10チーム予選通過(16%)

中学生 34チーム参加で8チーム予選通過(24%)

佐賀県

小学生 71チーム参加で18チーム予選通過(25%)

中学生 119チーム参加で2チーム予選通過(2%)

熊本県

小学生 97チーム参加で15チーム予選通過(15%)

中学生 34チーム参加で8チーム予選通過(24%)

3分の1どころでなく佐賀県の中学生にいたっては上位2%で間違えているのでは?

と思える狭き門です

2018年度(佐賀県)予選結果

<↓遠征試合↓>

なぞが解けました

細かい数字を出してしまいましたが

今回、電話にて丁寧な回答をいただけました

  • 枠は出場団体数だけはなく「会員数」も加味されている
  • 3年毎に見直しをしている

私の解釈ですと

予選通過枠を決定するのに

出場団体数とはある程度は比例する

会員数(道場連盟加盟団体数ではなくワッペンの発行数)も影響する

極端な話をすれば、

A県には加盟団体は10団体しかないが会員数は1,000人いる

逆に

B県は100団体が加盟しているが500人しか会員数がいない

そうなるとA県は3分の1以上の4団体ぐらい予選通過枠があり

B県は5分の1などの20団体予選通過枠になるという感覚です

(極端な例ですが)

よくよく考えるとそうですよね・・・

50人以上が所属している道場もあれば、ギリギリ5人のところもあります

それを参加団体数だけで枠を決めてしまってはシックリしません

これが私が長年気になっていた疑問でした

今回は全日本剣道道場連盟様のご協力でスッキリいたしました

ありがとうございます!

剣道全国【強豪道場】平成31年度・強いと呼ばれる団体抜粋/全国大会予選

剣道【トーナメント表の組み方】一般的な解釈と暗黙ルール/書き方や読み方

参考:全日本剣道道場連盟

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