トーナメント表の組み方
先日、いちに会で見かけた内容です
「強豪同士が最初から当たるのはおかしい」というニュアンスのものでした
そんなことを言い出したら
予選を突破した強豪しか出場できない大会だったらどう組み合わせればよいのか考えてしまいました
実は今回のいちに会の話はもっと単純な疑問だったようです
1,毎回優勝をする団体と2年前・3年前に準優勝をした団体が初戦で当たる組み合わせだった
2,ある県から3団体しか参加していないのに初戦で当たっていた
トーナメント表の一般的な法則
図1
図2
私の経験上、どんな大会もほぼ100%この法則で組み合わされています
これはルール(規則)ではなく
一般的、常識的と表現したほうがようでしょうか
剣道の大会は全国各地で開催されています
私は大会主催者がトーナメントを好きに組む権利があると思っていますが
一定の一般常識も必要だとも考えます
たまに見かけるパターンは
図の赤字の位置に主催チームを入れるパターン
大会を開催できる団体は
ある程度の実力がありますので
赤字位置にいれば3位、悪くともベスト8にランクインします
これに対して私は何ら疑問や不満もありません
あまり敏感になるとクジ引き大会にしか参加できなくなってしまいますよね・・・
道場の品格も問われる
あまり敏感に考えなくても
目に余るほど自団体を優勝させたい意図が感じられるようでは
道場・主催者の品格を疑われてしまいます
まれに見かけるパターンでは
強豪をトーナメント反対側に集中させて潰し合わせて
決勝で当たるようにしている(最低でも準優勝できるように)
ここまでやってしまうと参加している側はシラケてしまいます
今回のいちに会での話はそれに該当していたようです
前回、入賞をしていなかったので一般的法則からは違ってはいないが、明らかに優勝候補同士を初戦で当てていた
通常は初戦は同県団体は当たらない
しかもその同県団体が両方とも強豪だったので不評だったようです
参加することが大切
私はどんなに公平性を欠いた組み合わせの大会でも
参加すること
招待されたことに感謝すること
それは大切だと考えています
不公平であったり、イヤラシさを感じることに拒否反応があるのでしたら
次回から欠場すればよいのです
極論を言えば
トーナメントのどの位置にいようが1番実力者は優勝できるのです
よく言う
強いチームが勝つのではなく、勝ったチームが強いのです
トーナメント表の読み方/紅白タスキ
最後になってしまいましたが
知識がない方のために簡単に説明をしたいと思います
図1のトーナメント表の場合は
通常は左から試合を進行していきます
試合順に番号を記載されているケースが多く
左側に位置する選手・団体が赤タスキとなります
図1の「1が赤で2が白です」
図2ですと上が赤で下が白です
簡単にまとめると先に位置している方が赤です
余談になりますが審判は3人いて主審は右手に赤旗を持ちます
選手はそれに合わせた位置関係で入場・整列をします