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団体戦のポジション別の役割や考え方【図解説明】具体的に考えてみる

団体戦のポジション別の役割

本章では団体戦でのポジション別での

  • 役割
  • 考え方
  • 立ち回り方

について具体的に考えていきたいと思います

まだこちらを読んでいないかたは先にお願いします

団体戦のポジションの決定理論「大将が一番強いのは本当?」

別章でポジションの決定理論については書きましたが

ポジションは監督の考え方が大きく出ますので

正解はありません

本章はその先の話です

昨日、今日で実力が変わったわけでもないのに

いつもは先鋒だったあなたが、いきなり「大将をやれ

なんて言われれば違った緊張感が出るのではないでしょうか

先鋒・次鋒の役割

先鋒の役割は勝つことよりインパクトです

もちろん勝負をするのですから勝つことも大切ですが

相手だって手加減はしてきません

勝つにしても、負けるにしても

先鋒で大切なことは

相手に「後続はもっと強いのでないか」と印象付けることです

仲間は自分のチームの先鋒の実力は当然分かっています

  • 「あいつがあんな負け方した」
  • 「動きが早くてやり辛そうだな」
  • 「先鋒でこんな強いなら後ろのメンバーもやばそう・・・」

などなど

相手にどれだけの印象を与えることができるかが大切です

それによって、相手を萎縮(いしゅく)させ次鋒の試合展開を有利に運ぶことができます

先鋒は勝ち負けも大切ですが

何よりインパクトを大切にすることです

あなたが先鋒に任命された時には

限られた時間でどれだけ相手チームにインパクトを与えることができるかが重要な役割だと思ってください

次鋒の役割

次鋒の役割・立ち回りは先鋒の結果に左右されます

調整が必要になるポジションです

先鋒が勢いよく勝利してくれれば、その流れで無理をせず

じっくりと勝機をうかがいなら1本を取ることが役割です

先鋒が2本勝ちをしているのに2本負けをしてしまえば

全て振り出しに戻り、相手チームが活気を取り戻してしまうことになります

先鋒が勝利をしてくれたのであれば、その流れを継続することです

先鋒が勝った場合は

「負けないこと」が役割となります

1本勝ちでも良いのです

取得本数に関係なく先鋒・次鋒が勝利することは

相手チームに最大限にプレッシャーを与えることができるのです

次に先鋒が負けてしまった場合

上記の逆となりますが調整をしなくてはなりません

先鋒が負けてしまうと非常に難しい思考回路を働かせる必要があります

当然ですが「引き分けではなく、勝ちにいかなくてはなりません」

ここは次鋒の苦しいところです

無理をして攻めていると返し技をもらいます(相手はあなたより無理に攻める必要性がありません)

先鋒が負けてしまった時の次鋒の役割は

「調整をする」ことが役割となります

中堅の役割

ここからは図を入れて一緒に考えてみましょう

あなたがKENDO1ネットの中堅ならばこの状況では何を考えますか?

極端に超ドキドキする場面を想定していますが

実際にありえるパターンです

この状況では中堅は大将ポジションと同じような感覚でいなくはなりません

「ここで勝負が決まる」と強烈にイメージすることです

あなた負けてしまえばチームの負けが決定します

それは誰もが分かることですが

もっと大切なことは「引き分けではダメだ」ということです

非常に苦しい立ち回りとなります

仮に引き分けで終了したことを想定してください

副将と大将が頑張って2本勝ちをしても代表戦になります

もっと厳しいのは副将と大将が2本勝ちしても

「途中で相手に1本を取られた時点でチームの負けが決定します」

本数負けです

あなたが引き分けてしまうと、あなたのチームの最高取得本数は

MAX4本です

副将が1本取られた時点で相手取得本数は5本となってしまうのです

この状況での中堅は非常に厳しいですよね

しかし、引き分けにして次につなごうと考えずに

引き分けすら許されないのですから自分を信じて1本を取りにいきましょう

この場合の中堅の役割は

「勝ちに行く」ことが役割です

逆であれば相当に有利だと理解してもらえると思います

パターン2

では、このパターンではどうでしょう

次鋒が頑張って調整してくれたパターンです

この場合は振り出しに戻っていますので

先鋒の役割を思い出してインパクト優先することです

最低でも負けないこと

この状況では3人制の勝負と同じです

2本の取得本数より1本勝ちでも良いのです

勝つことによって副将・大将に有利な状態で次に回すことを考えてください

副将の役割

あなたが副将のときにこのパターンで考えてみましょう

当たり前ですがあなたが負けてしまえば

勝者数でチームの負けが決定します

では引き分けてしまったら?

大将が非常に厳しい試合をすることになります

大将が1本取られた時点で負けが決定します

いかに強い大将でも相手も大将なのです

1本も取られずに2本勝ちするのは困難であり

2本を取ることができてもやっと代表戦になるのです

このパターンでは相手は無理に勝負をしてきません

一応、理由を説明しますが

相手副将は1本を取れば勝ちが決定しますが

無理をせず引き分けておけば

たとえ大将が1本負けをしてもチームは取得本数で勝利ができるからです

別章でも書きましたが

副将・大将は技術面のほかに頭の回転も必要になるポジションなのです

副将の役割は

「大将につなぐために頭を使って勝負をする」のが役割です

大将の役割

図を使っての説明は無しとします

なぜなら大将はあらゆるパターンでの対応が必要となるからです

大将に絶対的に必要とされるのは

技術・頭の回転は基本条件ですが

何より

「メンタルの強さ」

これが一番に求められます

大将戦になれば仲間の運命は全てあなたにかかってくるのです

※大将戦とは=大将同士が勝負する意味ではなく、大将でチームの勝敗が決まることを言います

基本的には相手チームでも一番に強い選手が大将でしょう

ですから技術の差は大きくないのが通常です

そうなった時にはメンタルでの差が勝敗を左右します

試合前に

「負けたらどうしよう・・・」

なんて考えた時点で負けたも同然だと覚えておいてください

ここは大将の辛いところですが

先鋒・次鋒のようにインパクトや勢いだけで

臨(のぞ)むわけにもいかないのです

たとえ試合が10分になろうが1時間になろうが

冷静に1本を取ることに全神経を集中させることが大切になります

実際に強豪と呼ばれるチームは

優勝までに何度かギリギリの大将戦で勝利をしてきているのです

大将の役割は先鋒~副将とは格段に違ってきます

大将の役割は

「引き分けでも良いから俺に回せば必ず勝ってやる」ぐらいの強靭なメンタルを持つことです

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チームワークの大切さ

団体戦のポジションについて長く書いてしまいましたが

ここまで読んでいただきありがとうございます

団体戦の素晴らしいところは

仲間同士で助け合った結果が勝敗となることです

勝負ですので勝った負けたは大切なことですが

それ以上に勝ちの喜び・負けの悔しさを共有できることです

あなたが大将に任命されたならば最高に名誉なことだと思って下さい

そして日頃より

「あいつ(あなた)が負けたら仕方ないな~」と思ってもらえる関係を築いて下さい

先鋒が頑張り

次鋒が頑張り

中堅が頑張り

副将が頑張り

それによって大将が活躍できる場が出来たのです

そして、あなたが先鋒であろう次鋒であろうが

大将が負けた瞬間にガッカリするような表情をするは最低な行為だと思って下さい

あなたの代表が頑張った結果なのですから

「ごめん、俺達が勝っていれば良かったんだよ」

と声を掛けてあげる気持ちがあなたとチームを強くするのです

試合に負けても勝負(心)には勝ったと自慢できるぐらいのチームワークを築いて下さい

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コメント

  1. りゅうか より:

    こんにちは!最近このブログを知り楽しく拝見させてもらってます。ある全国優勝多数の道場レギュラー保護者です。
    最近の遠征を見ていると、次鋒にインパクトのある子を置き、確実に一勝させるという逆張り道場が多くなってきた印象です。

    昨今団員が減りなかなか五枚揃わないチームが多いのが原因でしょうね。先鋒次鋒で勝ち、中副に引き分けさせると大将が楽になりますしね。

    さらに、これはオーダーというよりも勝ち残る工夫なのですが団体戦試合が進むにつれて、準々決勝あたりになると、強いかどうかより、『引き分けられる子』のほうが役に立つという実感を持っています。自分の役割を理解し、人が取ってくれた一本を是が非でも守り抜く感受性、というか、そういうのを持っているチームは強い。

    そして監督も、『チームのために引き分けてこい!』『団体戦で個人戦するな!』て堂々と要求してくる、そんなチームがやはり優勝します。

    そして、優勝するチームには絶対に『二本負けする子』がいない。逆に、団体戦で二本負けするようなメンタルの子がいると、絶対に優勝できません。

    こういうメンタルは、やはり強豪や、優勝常連しか持てません。
    監督もよそのお子さんに『前に出るな!チームのために耐えろ』みたいなことを遠慮して言えないんですよね・・。

    我が道場では、『何がなんでも引き分けろ~!!』と言われたりします。こどももそれを理解しています。優勝してみんなで喜ぶのが最優先で、自分の強さを相手に見せつけることなんか二の次三の次ですから。

    関係ない話を長々失礼しました。

    更新楽しみにしてます。

    • 本気な 親 より:

      りゅうか様

      ご訪問とメッセージに感謝致します。

      多数の全国大会優勝経験がある道場に所属をされているとのことで私には勉強になることばかりです。

      私のブログタイトルにあるように「日本一を目指す」とあるように、いまだ発展途上段階です。

      そのような過酷な道場の中でレギュラーの保護者様からのメッセージに大変嬉しく思います。

      さて、団体戦のポジションについてですが、おっしゃるように最近は有力選手を前を持ってくる傾向があるようです。

      つい最近も、近所の防具屋さんと雑談をしていましたが

      「前3人に有力選手を持っていく」と言っていた強豪道場に出入りしたようです。

      おっしゃるように昨今、同学年で5人を編成できるチームがごくわずかです。

      どうしても「穴」ができてしまう傾向があります。

      その選手をどこに置くかはチームの勝敗に関わってきます。

      私の章でも書きましたが

      「あなたのチームの大将がチーム内で一番強くても、相手チームの大将に勝てるのか」の意味はそこにあります。

      一般的には先・中・大に有力選手を置きますが、上に書いたように勝てるか分からない大将戦で潰しあうよりは

      穴がありそうな次鋒・副将(一般的な話です)に有力選手を持っていき「確実なポイント」を狙うのは戦略として重要かと考えます。

      難しいのはりゅうかさんが言われるように「引き分ける」ことのできる選手

      これが私は一番難しいところだと思っています。

      小学生や中学生に「引き分けろ」と言われると「逃げ回る」イメージしかなく

      「自分から打たずに防御のみ」と解釈をしてしまいます。

      やはりここが全国制覇とそれ以下の差だと思います。

      指導者も基本的には小学生・中学生時代は「剣道を一生続けてもらいたい」というイメージが強く

      勝敗も大切ではあありますが剣道そのものに打ち込んで欲しい気持ちで複雑なようです。

      ですが日本一となれば、そんな甘いことは言っていられずシビアに決断する必要性も分かっています。

      『チームのために引き分けてこい!』『団体戦で個人戦するな!』て堂々と要求
      優勝するチームには絶対に『二本負けする子』がいない。逆に、団体戦で二本負けするようなメンタルの子がいると、絶対に優勝できません。

      非常に勉強になりました。

      感謝致します。

      今後とも宜しくお願い致します。