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【剣道】スポーツ推薦についてメリット・デメリット

スポーツ推薦とは

推薦入学と聞くことがありますが

「推薦」とはどんなものなのでしょうか

ある日、突然「あなたのお子さん、うちで頑張ってみませんか?」

と言われるケースです

親としては嬉しいお誘いですが

意外と勘違いされているのは

「来てくれと言うからには学費等が免除になる」

もちろんそのケースもありますが

よほどの実力がないかぎりはその期待はできません

推薦の種類

推薦の種類としてはいくつかあります

まずは上記に書いた学費等が免除となる推薦を想像すると思いますが

それは

特待生と呼ばれ

まさしく特別待遇のケースです

簡単に言ってしまえば学校の広告塔として必要とされる人材です

当然ながら全国レベルの実績がなければ適用はされません

しかも学校によっては特待制度を設置していない場合もあります

「特待生として来て欲しい」と言われれば親としては

経済的な心配がなくなりますがデメリットもあります

※デメリットについては後述します

では、他にはどんな推薦があるのでしょうか

地域や学校によって微妙に表現は違うようですが

スポーツ推薦は

自己推薦学校推薦です

学校推薦とは先程書いたように表現の違いで2通りがあります

  • 学校側から金銭的免除はないが「来て欲しい」と声が掛かかるケース
  • 在学中の学校が進学先の推薦枠を持っているケース

意味は全く違いますよね

「学校が欲しいのか」「自分がいきたいのか」

この表現の違いは本章では割愛をします

基本的には

学校推薦の枠を得ることができたならば

合格したと言っても過言ではありません

ここからは自己推薦についてです

読んで字のごとく

自己推薦とは自分で自分自身を推薦する制度です

実際の推薦入学はこのケースが多いはずです

<↓遠征試合↓>

自己推薦

自己推薦は自分を売り込むことができる「何か」があることです

この制度がある学校は多数あります

他人より優れていると自負できる得意分野が必要です

この推薦枠は

必ずも全国レベルである必要はありません

極端なケースもあり無名の選手でも

この方法で入学をした人を沢山知っています

自分で自分を推薦すると言いながらも

実際には学校側の監督から将来性を期待されて

「来て欲しい」と言われながらも特待制度がなく、

この自己推薦制度で入学試験を受けるケースが多数です

昨今の少子化の問題もあり学校も生徒確保に必死な部分があります

ましてはスポーツ界では

剣道人口は多いほうではありませんのでなおさらです

では「行きたい学校に自己推薦枠があるのなら

進学先剣道部監督に内諾を得ずして受験しても?」

と思いがちですが、実際は自己推薦と言いながらも

学校側が「欲しい」という人材でなくては合格は難しいです

全ては書けませんが推薦入試では

親が卒業生・○○の推薦などの秘密な内部加点があったりします

推薦試験の内容

推薦での受験内容はどんな内容があるのでしょうか

学校によってはさまざまですが

  • 面接のみ
  • 小論文のみ
  • 上記と学力テスト

スポーツ推薦の学力テストは一般受験問題よりはレベルが低いです

当たり前ですが

学力競争で勝って入学する枠ではありませんので問われる物が違います

ただし、甘くみていると

不合格になる場合もあります(実際に私の周囲にいました)

不合格になる理由の一番は

「想像以上に学力が低かった」

悲しい評価ではありますが、いくらスポーツ推薦といっても

学校生活の大半は学業の時間です

そのレベルに「ついていかれない」と

判断をされれば将来的には

その子自身が辛い思いして

自主退学の道を選んでしまう可能性があるからです

推薦によるメリット・デメリット

特待生であれば

言うまでもなく経済的なメリットが大きいです

私立学校は年間100万円ぐらいは覚悟をしておかなければなりません

入学金の免除や学費の免除は素晴らしい魅力です

そのお誘いがあった場合には誇らしく思っても良いでしょう

あなたのお子さんをそこまでして

学校が欲しいと思ってくれている意思表示になるのですから

その他の推薦枠でのメリットは

入学の関門が低いことです

上記に書いたように極端に学力が低い場合でなければ

合格ができます

入学をしてしまえば同じ授業を受けてるので

定期テストの点数はそれなりに取れるのが実態です

ではデメリットは

簡単に言えば

「退部ができない」

これに限ります

入学をしてから成績が残せないのは

指導力の問題もありますので

「勝ち続けなければならない」と過度な心配は無用ですが

部活動で「精神的な部分」で続けるのが困難になった時です

剣道をやるという前提で優遇入学を認められたのですから

当然といえば当然なのですが

やはり人間関係は予想もつかないことも発生します

世間でたまに聞く

「怪我をしてスポーツができなくなったから退学するしかなかった」

と聞いたことはありませんか?

スポーツをしていれば怪我はつきものです

ましては指導者の指示通りに稽古をして怪我をしてしまい

完全復帰が難しい状態になったからといって強制退学はありません

本人がいづらい気持ちはあるかと思いますが強制退学とはなりません

マネージャーとして仲間を支えたり

トップ選手として活躍ができなくても

仲間のためにやれることは必ずあります

話を戻しますが

精神的な理由で退部をしたくなってしまうパターンはつらいです

問題は

剣道部をやめたい気持ち=学校をやめたい

となっている場合です

剣道部の退部だけではなく本人自体が退学に結論付けをしてしまっている

私の周囲でもこのケースがあったのですが

1,推薦入学をしたのに負けてばかりだったり

2,実力がありすぎて先輩から煙たがれたり

この苦痛から

退部したくなる

学校へ行きたくなくなる

退学が解決法

と結論付けてしまいます

剣道部内だけの精神的な苦痛の段階ならば

休部や周囲のケアで乗り越えられる場合もありますが

剣道活動から分離をしてしまって

ターゲットが学校生活になってしまうと解決が困難になります

剣道が強くても、中身は子供です

毎日の会話の中で親として異変は必ず気がついてあげて下さい

次なるステップ

推薦入学のデメリットで不安になるようなことを

書いてしまいましたがレアケースです

過度な心配はご無用です

それよりは、いざ推薦が取れたお子さんの明るい未来について考えてみましょう

推薦制度を活用している学校は

当然、あなたのお子さんだけに声をかけたわけではありません

今までは地域上位でいたかもしれませんが

同レベルの同級生ライバルが何人もいます

あなたのお子さんのレベルが学校の基本実力となるのです

ビビる必要はありません(相手も同じなのです)

むしろ喜ぶべきです

同級生のレベルが高い、そして何よりも先輩たちが強い

こんな環境で稽古ができるのは最高だと感謝すべきです

昨日は勝った

今日は負けた

この繰り返しでレベルが上がらないわけがないのです

推薦の話が来た時には冷静に考えるのも必要ですが

何よりも幸せで、飛躍できる環境だと感謝をするべきです

下記は関連になりますので読み進めて下さい

>>>私立・公立学校【剣道】環境と優位性/強くなる・上達に違いがあるのか

>>>芸は身を助ける【剣道が強くなることによって】将来性

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