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私立・公立学校【剣道】環境と優位性/強くなる・上達に違いがあるのか

私立学校と公立学校の違い

単純に考えれば一番の違いは

「学費」

これを思い浮かべるはずです

しかし

その他にも違いはあり

それが剣道をやる上で

どのような違いが出てくるか

一緒に考えてみましょう

まずは

私立と公立の違いについて

私立学校

学費で運営

教員の異動がない

校則が厳しい(細かい)

設備が良い(比較的に)

公立学校

税金で運営

教員は基本的に3年で異動

校則は比較的ゆるい

設備にお金を回せない

どちらが良いのか

子供の剣道人生を考えたときに

どちらが良いのでしょうか

公立学校では

悲しいことに

「剣道部が無い」

というケースもあります

教員の中に

指導者になれる経験者がいなかったり

人気低迷や部員減員などで

廃部となってしまう傾向にあります

少年剣士からすれば

「じゃ~どうすればいいんだ?」となります

公立でも学区内の範囲に

剣道部があれば良いのですが

あったとしても部員数が少なくて

残念ながら

切磋琢磨(せっさたくま)できるような

環境ではないのが大半です

そんな中でも

公立学校で名監督がいたりで

強豪と呼ばれる学校はありますが

基本的なルールから考えると

教員の異動がありますので

子供が入学と同時に

名監督が異動なんて十分にあり得る話です

私立と公立の選択基準

お金(学費)の問題とは別に

私立・公立の選択で

重要なのは

子供の向上心です

お金の問題より

優先するキーワードでしょう

中学生ぐらいになると

剣道をやるというより

「内申点」のために

とりあえず部活動に参加しとく

そんなノリの子も存在します

向上心があり

バリバリ稽古して

上達したい子供が

そんな剣道部に入ってしまっては

3年間が無駄になるし

やる気も失せてしまいます

こういった面から考えると

私立学校は

言い方が悪いかもしれませんが

勝利至上主義です

指導者も長年の実績がある方がいたり

積極的に地方遠征に出向いたり

「上達するためのシステム」

できあがっています

剣道の上達を考えるならば

剣道の上達を考えるならば

私立のほうが環境はいいと思えます

それもそのはずです

公立学校とは違い

学区もなく

生徒を学校側から確保することも可能です

ズルいと言えばそうなのですが

推薦枠を利用して

実績のある子供の確保もできます

やはりここは

公立と私立の大きな違いです

そういった優秀な子供を何人も集めて

その環境で稽古をすることによって

切磋琢磨の環境となり

上達することが可能です

そして

私立は会社のような組織です

実績が経営状態に影響します

剣道が強い学校と印象づけることができれば

向上心ある剣士が集まります

そういった部分では

私立学校はセールスポイントが

重要になりますので

実績作りの為にも力を入れています

学校側にしてみれば

生徒を確保できる方法はあっても

結果を出さなければならない

わざわざ学費の高い私立に通わせている

親からのプレッシャー

結果を出せないことでの

翌年の入学希望者数への影響

こういった意識は

公立学校とかなり温度差があるはずです

そういった面から考えても

私立のほうが稽古は厳しくなるし

学校も

指導者も

生徒も

皆が真剣に剣道ができる環境です

あなたの子供さんが

推薦枠で入学する必要はありません

子供は伸びる時期が違います

一般受験で剣道部に入部をして

その強豪選手の中で

毎日、一緒に稽古をするのですから

努力次第では頂点も目指せます

<↓遠征試合↓>

私立・公立の学費を比べると

やはり

最初から最後までついてくるのは

学費問題です

親としては一番に悩むところです

実際はどれぐらい違うのか

公立中学校:45万9511円 (3年間で137万8533円)
私立中学校:127万8690円 (3年間で383万6070円)

公立高校:39万3464円 (3年間で118万392円)
私立高校:92万2716円 (3年間で276万8148円)

あるデータを参考にしていますが

この数字を見ると

公立でも思ったよりお金が必要なんだ

というイメージをもちました

特に差が出ているのは

中学校ですが

3年間で245万円もの差があります

これを36ヵ月で割ると

68,000円となります

中学校だと

毎月68,000円も差が出るのです

高校だと44,000円の差です

最近ですと公立無償化の動きなどがあり

差は大きくなっている可能性もあります

では

私立学校に

その差を埋めるだけの

納得どころがあるのか

毎月7万円も違うのなら

学校施設や教員異動など我慢できる

とも思えます

しかし

見落としがちなのが

私立には高校付属・大学付属があるのです

ここは大きな違いです

ある時期になると

公立学校の生徒は受験のために

塾に通いはじめます

この塾代が中学生ですと

3年間で平均200万円前後という

データもありました

それを36ヵ月で割ると

55,000円となります

恐ろしい数字ですよね・・・

先程の

公立中学校:45万9511円 (3年間で137万8533円)
私立中学校:127万8690円 (3年間で383万6070円)

から考えると

公立中学校でも

137万円に200万円がプラスされ

337万円

私立中学校と46万円しか差がなく

それも3年間で割れば

13,000円程です

私立と公立との差は

13,000円しかないのです

ここで重要なのは

私立中学校でも

塾に通わなくて

高校へ行けることが前提です

私立学校の上に

塾代200万円がプラスされては

フルコースになってしまい

兄弟がいたら

一般家庭では困難でしょう

そこで

私立を目指すなら

付属学校をオススメします

付属学校は

学校内の成績についていければ

エスカレーター式で進学できます

受験生になり

日々成績を気にしながら

ストレスのある生活を続けるよりは

毎月13,000円で

進学ができる安心を買ったほうが

部活動にも専念できるし

心の余裕もできるように思えます

私立に軍配が上がる

どうでしょうか

受験勉強に塾通いが

不必要との結論があれば別ですが

塾通いが必要になれば

私立も公立もさして差がない結果となりました

私の知人にいるのですが

公立学校の剣道部に所属をして

月に何度か地方遠征試合に行きます

その費用は自己負担ですし

しかも

遠征場所までの送迎は保護者任せ

結構な負担になります

私立学校ですと

学校所有の大型バスがあったり

遠征費はOB会寄付金から

負担金が出たり

ほとんど無料に近いのです

こういった事を総合的に考えると

私立より公立のほうがお金がかかる

ケースもあるように思えます

一般的に公表されている

学費だけに目をとらわれていると

最終的には

逆に高くついてしまう可能性を秘めています

私は私立学校に軍配を上げます

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