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【剣道】負けても悔しがらない子供・諦める子供はどうすれば?

負けたら悔しい?

先日、私のところにこんな質問をくれた方がいました

「うちの子は試合で一度も勝ったことがありません。それどころか負けて当たり前ぐらいに思っているようで、全く悔しがらないのです。どうすれば治りますか?」

私が最初に気になったのは?

「どうすれば治る?」

「治る???」

悔しがらないことを病気みたいに思っているのでしょうか?

猛烈に悔しがる子供もいれば

あっけらかんとしている子供もいます

確かに勝負ですから通常は負けてしまえば悔しいでしょう

ですが・・・

なかには勝負と考えていない子供もいるのです

  • 勝っても何の得もないし
  • 負けても何も損しないし

道場の行事(試合)に参加しているだけで

終わるのを待つだけみたいな感覚です

これは指導範囲を超えてしまっています

※指導以前の問題?

家庭環境子供の性格が一番の問題でしょう

そういった性格の子供は

剣道の試合結果も

勉強の成績結果も

運動会の順位も気にしないでしょう

悔しく思わない原因を考える

負けても悔しいと思わない子供の心理状態は

「勝敗が自分にとって何ら影響がないから」です

しかし、泣いてまで悔しがる子供だって

現実的には勝敗が何かに影響することは少ないのではないでしょうか

根本的に何かが違うのです

そう、競争心が無いのです

兄弟がいればケンカをして悔しい気持ちを経験しています

1つの物を取り合ったり

1つしかない物を他の人に取られてしまったなんて経験がないのです

競争心がなければ

闘争心を抱(いだ)くわけがないのです

<↓遠征試合↓>

競争心が芽生えるきっかけ

どうしたら勝負の世界で上を目指す思考になってくれるのか

ちょっと逸(そ)れますが

これからの子供たちは少子化日本で生きなけれなりません

労働者不足の時代がやってきます

就職面接の競争が少ないと思いきや

あらゆる職業はロボットが代行してしまいます

「オックスフォード大学発表の10年でなくなる職業702」を参考にして下さい

花形職業すらなくなります

海外から何カ国語も話せる優秀な若者と同じ職場で仕事をする時代がきます

そのような事を予想すれば

勉強ができることより

優先されるのはリーダーシップとなります

競争心のない子供は完全に取り残されるようになります

しかしながら性格は簡単には変えることはできません

何かきっかけが必要になります

「年頃になって好きな子ができてライバルがいる」

そんな時は

「欲しいもののために自分を高める努力」をするでしょう

ですが、偶然のタイミングを待っていたら月日が経過してしまいます

日常の生活の中できっかけを作る

日常で1日で性格が変わってしまうような

事件はまず起こらないでしょう

ならば日常生活で少しずつ変えていける事を考えます

キーワードは

「今を頑張る」です

剣道だけではなく学校の勉強でもそうです

日々努力をした事に対して評価される機会(テスト・試合)があればが子供ながらに関心を持ちます

※周囲の評価ではなく

自分の中で努力をした」という感覚が重要です

ただ「頑張れ」の言葉ではなく目標を持たせる事が親の役目です

具体的には

子供の性格によって

  • ご褒美戦略
  • 罰戦略

どちらにか決めなければなりません

そして

  • 「何で頑張るか」です

剣道で競争心を芽生えさせるのであれば

稽古に対して一生懸命になる内容を考えます

今より10分前に稽古場に到着する習慣をつけて

「必ず稽古前に素振りを50本やる」

これを続けることによって周囲の仲間から

「お!やる気あるね」

「強くなりたいのか?」

この周囲からの目評価自分のプライドになる時がきます

やる気があって・仲間より稽古量が多い

試合で勝たなければ・勝ちたい

素振り竹刀 フリセンマグナム【剣道具・竹刀】

何年もかかって出来上がったのが今の性格です

簡単には変化できません

半年・1年の期間が必要でしょう

少しずつですが必ず変化します

逆に稽古環境に変化を与えて月日が経過しても変わらないでいられるほうが困難なのです

素振りの効果的なやり方はこちらを参考にして下さい

剣道が強くなるブログ【練習法・筋トレ】素振りは効果あるのか?

剣道【竹刀の軌道修正】右手打ちの弱点/原因と克服法

親の目から見て稽古への取組姿勢(気持ち)に変化を感じたら

競争心に紐付けていきます

こちらも先に読んでおいて下さい

親の大切な役割②「指導者にはできない親の強み」

この時点であなたの子供さんも

心の奥底でフツフツと試合に対する気持ちが高まっているはずです

そこで

ご褒美戦略でいくのか

罰戦略でいくのか

罰をいっても体罰ではありません

例えば

ファミリーレストランに行ってジュースが飲みたいと言ったら

「初戦で負けるような奴には水で十分だ」

ぐらいの罰です

親として「勝負に負けて平然としている奴は許せん」と印象を持たせることができれば罰戦略は成功です

親が負けても平然としていられる性格ならば

子供だって同じく育つのは当たり前です

それが家庭環境です

大切なのは勝っても・負けても

「何のもない」と印象付けてしまうのだけは避けることです

闘争心が芽生えると

子供とは面白いもので

10回試合をして10回負ける子が

1度勝利の喜びを知ると勝つ確率が増えてきます

初の勝利を迎えた時には

普段は無口な親でも子供のように一緒に喜んで祝ってあげましょう

子供だって親に褒めて欲しいし、喜んでもらいたいのです

それによって勝利の喜びを、より大きい喜びにしてあげられます

勝利の喜びと快感を最大限に印象づけると

ステップアップの活力になるのです

0⇒1

は本当に大切なことなのです

剣道は武道であることも大切

剣道は武道です

その点から必要である考え方も加えておきます

武道精神は勝敗を追求するものではありません

試合に勝つことが目的ではありません

相手がいることで試合(試し合い)の機会ができて感謝をし

負けた時は

「弱点を教えてくれてありがとうございます」の気持ちが大切です

打って反省・打たれて感謝

私はこれを根本に成長していきたいと思っています

親の大切な役割①「子供のメンタルを理解する」

芸は身を助ける【剣道が強くなることによって】将来性

強い人・うまい人・弱い人・下手な人の違いは?要素と特徴

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